事務局ブログ

電気で地域おこし?(日之影町大人)


遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
中山間界の新人、Doん子です。


先日、「日之影町大人(おおひと)地区が電気で地域おこしをしているらしい」と聞いて、居てもたっても居られずに、現場にお邪魔しました。

農村歌舞伎で有名な大人ですが、昨年11月、小水力発電が稼働し、ちまたではこちらでも有名になってきています。

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現在80戸(うち53戸が農家)で構成される大人地区。
古くは大正初期から大人耕地整理組合が組織され、
長きに渡って、水源地から約10キロの山腹水路が整備されてきました。


その山腹水路から導水管を引き、最大落差85.2mの急傾斜を使って水を落とし、発電するのが、この「大日止昴小水力発電所」です。
ちなみに、「昴」とは農耕の星といわれ、農民のまとまりの象徴であることから、地区内の投票を経て名付けられたそうです。

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  地区の方に中を見せていただくと、発電機が回る音が響きます。
タッチパネル式の真新しい制御盤に、ぐんぐんと発電されていることを示すデジタルメーターが表示されていました。
FIT(電力の固定価格買取制度)を利用して、安定した価格で売電することができます。


こちらが、水が送り込まれる取水口。
水源地から約5キロの地点にあり、山腹水路つたって流れてきた用水の一部を送水管に分岐させます。
落ち葉などが送水管に入り込まないよう、ネットをはってカバー。
この取水口にいかに水だけを流し込むかが小水力発電の大きなポイントなのだそうです。

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こうして見ると、80戸の集落にとっては結構大がかりな施設です。約9千6百万円するこの発電所の建設資金を準備するのは並大抵のことではありません。個々の農家では対応が難しいと考えて大人の方々がとった方策が、法人として「大人発電農業協同組合」を立ち上げることでした。
組合として資金調達し、売電収益の一部で建設費の借り入れを返済しています。


  売電収益の一部は、発電施設の改良(下の写真は取水口に上がるための道の舗装)や地域行事に使う道具の購入にも充てられて、地元に還元されているそうです。

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これだけの投資と事業をやるには、地区のみなさんがやる気になって同じ方向を向くだけでも相当なパワーが要りますね。
発電所を見せてくださった地区の方がおっしゃるには、歌舞伎や神楽などを通じて培われた、強固なつながりが土台にあってこそ取り組めた事業だということです。



稼働から1年を過ぎ、大人地区のうわさを聞きつけて、
最近では遠く関東・関西からも視察に来るのだとか。
外から人が来ることで、地域のにぎわいにもつながっていくのではないでしょうか。

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「日之影は立体的な町じゃから、うまく使わんと」と、
急傾斜が多い地形を強みに変えて、最大限生かそうという言葉がとても印象的でした。


以上、Doん子がお送りしました。


日時:2019年1月15日 08:21  投稿者:事務局

第3回宮崎草団子選手権


先週20km以上ランニングしたのに、なぜか体重が減らないDoん子です。
年の瀬も迫って参りました。

本年最後の事務局ブログはこちらです。
「第3回 宮崎草団子選手権!」
好評を博しました第1回第2回に続き、今回は3つの草団子をご紹介します。

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まずは、延岡市にあります「道の駅北方よっちみろ屋」で見つけた草団子。

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「さるかけダンゴ」というかわいらしい団子。
北方のさるのぼりと関係があるのでしょうか。
非常にシンプルかつまろやかな味で、よもぎの苦みや野性味が苦手な方におすすめです。白いプレーンタイプもあります。


 ちなみに、このよっちみろ屋は、中山間おでかけスタンプラリーのポイントにもなっています。ぜひ現地に足を運んでゲットしてみてください。
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お次は、これまたスタンプラリーのポイントにもなっている「道の駅 青雲橋」から。
道の駅青雲橋は現在の建物の横に、新しい建屋を建設中。
来年春には、木の香り漂う、かっこいい道の駅に生まれ変わるそうです。楽しみですね。

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 こちらが「まりちゃん手作りだんご」。日之影産の餅米を使ったヨモギ感あふれる草団子です。

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細かな粒あんがほどよい歯ごたえを醸し出しており、若干ながら小ぶり(でも価格も安い)なフォルムは、女子には食べやすい大きさです。



最後は、県庁前楠並木通りの物産展で購入しました美郷町の「西郷だんご」。
ダイエット中のDoん子に代わり、事務局のお隣さんY女史から感想をいただきました。

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Y  :「ん~おいしい!」
Do:「そんなの百も承知だからさ、もうちょっと具体的に・・・」
Y :「だっておいしいんだもん!」

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・・・時間がかかりそうなので、後輩のめしだ君にも味見をしてもらいました。
めし:「甘すぎず、でもいい感じに甘いです。」



・・・やはり、次回は自分で食べることにします。
以上、Doん子がお送りしました。


【バックナンバー】



日時:2018年12月27日 08:16  投稿者:事務局

小林市野尻町紙屋地区 「高妻神社 ほぜ祭り」に参加したの巻

 三度の飯が大好きなめしだです。
 

 11月23日に小林市野尻町紙屋地区で行われた「高妻神社 ほぜ祭り」に行ってきました!今回は中山間盛り上げ隊の隊員として活動に参加しました。

 

「ほぜ」とは、「豊饒」。一年間、丹精した作物が実りを結ぶ季節に、収穫の喜びを分かちあい、豊饒に感謝をささげる秋祭りを「ほぜ祭り」といいます。


 宮崎市内から車で約40分。小林市の入り口にある紙屋地区に到着!
 会場となる高妻神社へ向かいます。いきなり現れる階段。ここを登ります。

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※車でも神社に行くことができます。
  また、神社には駐車場もありますので、気軽に訪れることができます。

 

 この階段、前日に地元の紙屋中学校の生徒の皆さんできれいに掃除していたそうです。
 また、陸上長距離をしている中学生のトレーニングの場にもなっているそうです。駅伝で優勝経験もあるということで、ここに強さの秘密があるのかもしれないですね。

 さて、神社に到着すると、地域の皆さんが祭りの準備をしていました。
 祭りの始めに、地元の紙屋小学校の皆さんが「城攻め踊り」をしながら練り歩くということで、その先導役をさせていただきました。背中に長い旗を背負って動くため、上空に気をつけながら、また交通量の多い道路を通るため、安全確保にも気を遣いながらの先導です。

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 小学生の皆さんが通っていくと、地元の方が外に出て拍手している姿をみて、地域の伝統はこうして引き継がれていくんだなぁと感じたところです。

 神社には地域の幅広い年代の方々が来場しており、特に子供達が多くきていたなという印象がありました。
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 中山間盛り上げ隊は、駐車場の整理やふるまいで配る甘酒の準備等をさせていただきました。私も地元の方と話をしながら甘酒づくりをお手伝い。甘酒を試飲させていただいたのですが、少し生姜を入れた甘酒、飲みやすくすごく美味しかったです。
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神楽が舞われたときに、一緒にせんぐまきをすると言うことで、中山間盛り上げ隊でせんぐまきもさせていただきました。
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 祭り終了後、まちづくり協議会の人と一緒に昼食をとりながら会話。
 まちづくり協議会はできて1年くらいとのことで、地域でできるところから活動を始めているとのこと。地域を盛り上げるために、今年からまちづくり協議会が祭りの運営にも関わっているとのことです。
 午後からは祭りの片付けを手伝い、予定よりも1時間ほど早く終了。
 また、参加してみたいと思える活動でした!
 
 紙屋地区には、高妻神社の入り口のすぐ横にお試し移住用の家があります。
 まちづくり協議会の方からも「移住者大歓迎!」ということでしたので、興味がありましたら、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

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 中山間盛り上げ隊では、活動に参加していただける隊員を募集中です!
 初めての方でも大丈夫です。事務局スタッフが活動現場にいますので、安心して活動ができます。
 イベント等をただ見るだけでなく、地域の人達と楽しい交流をしながら、一緒に作って盛り上げていく楽しさがあります!
 ぜひ、一緒に地域を盛り上げていきませんか?

 

日時:2018年12月10日 20:48  投稿者:事務局

日之影町見立地区 「見立渓谷紅葉まつり」に行ってみたの巻

 三度の飯が大好きなめしだです。
 
 11月11日に「第34回見立渓谷紅葉まつり」に行ってきました!
 宮崎市内から東九州道を利用して約2時間半。途中「石垣の村」戸川地区を通って、見立渓谷を目指して行きました。見立渓谷へ向かう県道日之影宇目線は狭くて、対向車との離合に手こずるところもあるのですが、同乗者からは「地元の人以上に山道の運転慣れてるでしょ!」と突っ込みを受けながら、見立地区へ。

 見立地区に到着!紅葉がきれいです。
 数日前が一番きれいだったそうです。前日の強風で風で紅葉が飛ばされたとのことです。
 ※写真上は朝方で少しもやがかかっていました。
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見立地区は昔、見立鉱山や営林署があった時期は人口1,000人以上いたそうですが、今は人口31人の集落となっています。
 今回の見立渓谷紅葉祭りの会場も元々は営林署の敷地だったそうです。
 
 見立渓谷紅葉まつりは今回で34回目。昭和40年代から行われており、途中台風の影響等で中止になったこともありますが、ずっと続けているとのことです。

 

 

 

 


 さて、お祭りですが、10時から始まり、お酒や餅のふるまい、舞踊の披露がありながら、物産品や軽食の販売もありました。

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  私は、うどん・猪鍋をいただきました。うどんは出汁もおいしく、冷えた体に染み渡りました。猪鍋は醤油ベースで久々に食べる猪肉がおいしかったです。
 
 ステージでは、お楽しみ抽選会が行わることに。なんと、抽選役を急遽引き受けることに。すごく緊張しましたが、司会(元町議の方でした!)のトークも面白くて、一気に地域に溶け込んだ感じになりました。
 ちなみに、抽選会でちょっとした奇跡。抽選役にいた警察駐在所の方が「110番」のくじを引き、会場中、まさかの組み合わせに「おぉっ!」という感じでした。

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  その後、もちまきもあり、私は餅をまく大役もさせていただきました。
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 その後もカラオケ大会、舞踊の披露があったのですが、時間が早く進んでしまい、急遽、日之影町観光協会の方がレクチャーしながら荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」を会場全体で踊りました。さらに、歌謡ショーのアンコールでも、会場全体で踊ることに。
会場が一体感に包まれました。

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最終的に、500人位は来場者があったようで、遠いところは滋賀県からいらっしゃったとのことです。
紅葉もきれいですし、行って楽しめるお祭りです!
地域の皆さんが協力して、盛り上げているお祭りで、元気をもらいました!
「是非、来年も行ってみたい!」と思う祭りでした。

最後に・・・草団子が売り切れて買いそびれたので、来年リベンジします!

日時:2018年11月13日 20:00  投稿者:事務局

【番外編】女子高生AI「りんな」と社会科見学に行ってみた

三度の飯が大好きなめしだです。今回は番外編です。

 

 Microsoft社が開発したLINE上でユーザーと会話ができる人工知能「女子高生AIりんな」と宮崎県がコラボして、「りんなの社会科見学」がリリースされました!

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 「りんなの社会科見学」は、LINE上で宮崎県内各市町村の観光スポットやお祭りなどに関するクイズに答えながら県内各市町村の魅力を体験するゲームです。

 

 ◇遊び方◇

 ①スマートフォンにLINEアプリをインストール

 ②「女子高生AIりんな」のHPからりんなを友達登録します

 ③LINEでりんなに「社会科見学」と話しかけます。

 

 というわけで、早速、事務局のめしだが挑戦しました!

 スマートフォンのLINEアプリでりんなを友達登録して、「社会科見学」と話しかけます。

 すると、「社会科見学に行こう」とコメントが。

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 宮崎県を5つの地域に分けていますので、行ってみたい地域を選びます。

 私は、宮崎の名物料理「チキン南蛮」ステージを選択。

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  五ヶ瀬町に到着です!五ヶ瀬さんが出迎えてくれます。

 五ヶ瀬さんが観光スポットなどを案内してくれます。

 その中で、写真と共にクイズが出されます。

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 ・・・間違えました。宮崎県民でも意外と難しい問題も出ます。

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 クイズはランダムに3問出されて、最後にレポートが表示されます。

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 クイズの正答数が増えると、スタンプがもらえ、各ステージのスタンプを集めてプレミアム問題をクリアすると、抽選で豪華プレゼントがもらえます!

 ぜひ挑戦してみてください!

 

 最後に、事務局内で多くの人が解けなかった問題です。

 Q:宮崎弁で、「山芋を掘る」とはどういう意味でしょうか?

  答えは「りんなの社会科見学」をプレイして確認してみてください!

 

日時:2018年10月11日 15:16  投稿者:事務局

西米良村小川地区 「月の神楽」を見に行くの巻

久しぶりの投稿になりました。三度の飯が大好きなめしだです。

 

9月22日、西米良村の小川地区に行ってきました。

目的は「月の神楽」!

 

宮崎市内から車を走らせること約1時間40分。

「月の神楽」が行われる西米良村小川地区のおがわ作小屋村に到着。

・・・思っていた以上に人が多く、まずそこにびっくり。

県内外から百人以上はいたのではないでしょうか。小川地区の人口より多い!

 

まず出迎えたのは竹灯籠。

宮崎大学の学生さんが前日準備を手伝ったそうです。

暗闇の中、小さな明かりが煌いていて、非日常感を感じられる、いい雰囲気です。

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神楽は小川神楽から3番、越野尾神楽から2番が舞われました。

静の厳かな雰囲気、そして動に変わり激しい動きへ。

その神楽を照らす松明と月の明かり。

幻想的な光景に目を奪われていました。

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また、小川地区で作られた加工品等の販売もありました。

私は草団子(よもぎ団子)、おこわ、だご汁を購入。おいしかったです。

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小川地区の「月の神楽」では、中山間盛り上げ隊の皆さんに、当日の会場設営や駐車場案内等、

運営の手伝いに入ってもらいました。

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なお、「月の神楽」で舞われた小川神楽、越野尾神楽は12月に夜神楽があります。

12月1日・・・越野尾神楽(西米良村越野尾地区 児原稲荷神社)

12月8日・・・小川神楽(西米良村小川地区 米良神社)

一晩中舞われるということですので、ぜひ行ってみてください!

 

最後に・・・

おがわ作小屋村を運営している「小川作小屋村運営協議会」が第2回美しい宮崎づくり大賞を受賞されます!10月30日が授賞式とのことです。おめでとうございます!

日時:2018年9月27日 19:09  投稿者:事務局

エネルギッシュな渡川のアイドル -美郷町

中山間界の新人、Doん子です。

真夏の3連続投稿です。

 

シリーズ、Doん子の『あの人に会いたい』vol.3

 

美郷町南郷区・渡川(人口331人・2015年国勢調査)で活動する「渡川いこいの郷加工グループ」、またの名を「どがわマンマ」。

8月某日、渡川初潜入の事務局Doん子が

中山間界ではもうすっかり有名人になったアイドル5人組に会いに行ってきました。      

 

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こちらが「どがわマンマ」の活動拠点となる加工場。

山々に囲まれた集落の中に建っていました。

 


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ご存知の方も多いかと思いますが、どがわマンマは2013年から地域の高齢者を中心とするお宅に弁当の配食サービスを始めました。月に6回、1330円(20188月現在)というお手頃価格で70世帯程に手作りの弁当や総菜を届けています。地域に暮らすひとり暮らしの高齢者の、見守りや話し相手といった役割も果たしています。

 

 

 

Q どうして配食を始めたんですか?

 

 民生委員として高齢者の見守りをしていたメンバーが、1人暮らしの世帯で、自分で食事を毎回料理して食べる大変さ、孤独感を目の当たりにして、仲間に声をかけたところ、この5人が集まりました。

もともと地域の婦人部で仲の良かった5人。2年間、それぞれの家庭で勉強会を重ね、2013年に配食サービスを開始。最初は、弁当の価格を下げるために自分の畑で採れた野菜を持ち寄ったりしていました。冷蔵庫や炊飯器は、地域の人が寄付してくれたんですよ。

 

Q 毎回、どれくらい時間かけてらっしゃるんですか?

 

 朝8時に作業を始めて、できあがるのが午後2時前後。そこから手分けして2時間かけて配達します。遠いところは神門の手前まで行くんですよ。

 

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Q みなさん、喜んでくれるでしょう?

 

 弁当も喜んでくれますけど、特にひとり暮らしの方は、話し相手がなかなかいないから、余計に喜んでもらえますね。

 

Q 弁当以外にも手がけてらっしゃると伺いましたが?

 

ここ何年かはクッキーとか、混ぜご飯の素とか、加工品を作るようになりました。宮崎市の街市に出たり、延岡市の量販店で売ったり。この「田舎めしの素」、どう?1合分の混ぜご飯ができるように少量でパウチしてるんですよ。

 

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 後日自宅でいただきましたが、干し大根、ゴボウ、にんじんが絶妙な塩加減で、とてもおいしかった!

 

Q 1合ずつというのがいいですね。大概3合炊き用で売ってるんですけど、余らせちゃうんですよね~、さすが、主婦の経験から来る知恵。

しかし、どんどん活動がパワーアップしている、その原動力は何でしょう?

  

最近は渡川の若い人達もがんばってるから、私たちも「でけん(できない)」とは言えないんですよ。「どがわ未来会議」(※)で、渡川のいい所も悪い所も地区のみんなで話し合って、そしたら皆いろいろ始めたから、私たちも負けていられませんもんね。

それに会議に来てくれた先生が「地元の物を使って、ちょこっとお金を稼ぎましょう」って教えてくれたんですよ。「何かでけんかな」と考えて、加工品に挑戦しました。

 

※「どがわ未来会議」とは...

 渡川地区の30代が中心となり設立された地域の未来を考える会議。2016年から2年間、外部講師を招きながら地域の魅力発掘と所得向上について勉強を重ね、現在の渡川地区の活発な動きにつながっている。

 

 

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    楽しんでやらないと続かんよ。」と元気いっぱい、笑いいっぱいに話すマンマのみなさん。最近は県内外から視察や講演依頼が来るようになっているとか。エネルギッシュなおばちゃん達の快進撃は、まだまだ続きそうです。


 以上、Doん子がお伝えしました。

 


Doん子の「あの人に会いたい」シリーズ バックナンバー■

 vol.1 諸塚村の「小さな仕事」橋渡し人-森 祐介さん

 vol.2 椎葉村の「つながり」仕掛け人 -天野 朋美さん

日時:2018年8月28日 08:10  投稿者:事務局

村の「つながり」仕掛け人―椎葉村

中山間界の新人、Doん子です。

最近、家の扇風機をつけると温風が出て、某小林市のポスターのように、思わず「ぬりがよ。」と言ってしまいます。

 

さてさて前回に引き続き、シリーズ「Doん子の『あの人に会いたい』vol.2」。

今回は椎葉村で地域おこし協力隊として活躍する 天野 朋美さんをご紹介します。

 

地域おこし協力隊は総務省の制度で、都市部の人が移り住んで自治体から委嘱を受け、1~3年の任期の中で地域おこしに取り組むという制度です。

 

ご存知の方も多いかもしれませんが、

椎葉村の地域おこし協力隊は、それぞれ明確なミッションを持っています。

天野さんが担当しているのは「空き施設利活用プロジェクト」。


なんでも、椎葉村では、この5月に移転して使わなくなった特別養護老人ホームを改修してテレワークセンターをオープンさせ、天野さんはセンター活用のリーダーを務めてらっしゃるとのこと。現場を突撃しました。


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Q テレワークセンター katerie (カテリエ)について教えてください。

 

  インターネットを使いながら、場所や時間にあまりとらわれずに仕事ができる「テレワーク」に挑戦したい村内の方々の応援し、拠点として使ってもらうための施設です。

  「katerie」という名前は、村に伝わる助け合いの精神を表す言葉、「かてーり」にちなんでいます。


Q どんな施設があるんですか?

  パソコンを使った作業や、打ち合わせや会議の場として使えるスペースを備えています。施設内はWi-Fi完備。プロジェクターやコピー機といった必要な機器も揃っています。トートバッグに転写できる、特殊シートが出力できる機械もあるんですよ。


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Q へぇ、すごいですね。ここってもともと、老人ホームだったんですよね?

 

そうですよ。よく見ると端々にその名残があります。

例えば、ワーキングスペースの机は、老人ホームで使っていたタンス兼鏡台が使ってあるんです。部屋の扉も、全部スライド式でバリアフリーになっています。


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Q どんなふうに施設は活用されるんでしょうか?

 

  例えば、子育て真っ盛りの方や、フルタイムではないけれど家業がある方が、インターネットを使ってできるちょっとしたお仕事を、ライティング(記事の執筆)やテープ起こしといった作業をスキルをつけながら取り組んでいただくといったものです。1階にはキッズスペースも備えていて、小さいお子さんがそこで遊ぶこともできます。

 

Q 育児中の方にはうれしい施設ですね。

 

  そうですね、椎葉村の立地にとらわれず、また育児の合間を縫って自分のタイミングで仕事ができるテレワークには、新しい可能性があると思います。

  6月からはライティング講座も開いていて、村内の方に新しい働き方を見つけてもらう試みを行っています。


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Q 地域おこし協力隊として椎葉に来ようと思った理由は何ですか?

 

 広島県出身なんですけど、初めて来た時に一目惚れしちゃったんですよ。「ここに住みたい!」って。 自然豊かだし、人が何よりあったかい。本当に「かてーり」の精神が強いと思います。

 

Q そして、今年は村民の新しい働く場の提供だけではなくて、何やら新しいプロジェクトを始めたそうですね。


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「ローカル・ライト(local write)」というプロジェクトに取り組んでいます。都市圏の方々に、椎葉に来てもらって記事を書いてもらうというものです。これまで東京、埼玉、愛知などから来られています。外の人の目で椎葉を見てもらって、村の人が気づかないイイところを文章で表現してもらおうという試みです。

  またこういった都市圏の人達に来てもらって「関係人口」を築いていくことで、テレワークだけじゃない椎葉村のソトとの人つながりが作って行きたいと思います。

 

 ※「関係人口」とは(Doん子的ミニ解説)

  昨年来、特に中山間界では話題沸騰中のキーワード。

  例えば自分のお気に入りの地域に頻繁に通ったり、定期的に特産品を買ったり、といった「観光以上移住未満」の行動で、地域に関わっていく人達のことです。



愛らしい風貌とキラキラした目の天野さん。最近は、村内で発行される地域おこし協力隊だよりを見た村の方から、通りすがりに「あら、天野さんやがねぇ」と声をかけられることもあるそうで。きっと、村の内外をつなぐキーパーソンとして、ますます椎葉村の人気者になっていくこと間違いないでしょう。

 以上、Doん子がお伝えしました。

 

 

■関連リンク■

 宮崎ひなた暮らしUIJセンター(県内の地域おこし協力隊募集情報もあります)

地域おこし協力隊の制度について(総務省)

 


日時:2018年8月16日 09:47  投稿者:事務局

村の「小さな仕事」橋渡し人ー諸塚村・ハチハチ

中山間界の新人、Doん子です。

私たち事務局が仕事をする中で、

中山間地域でとってもおもしろい、かつ地域のためになる取組をされている、

元気でキラキラした方々にお会いすることがあります。

 

そんな方々にインタビューをし、

何回かに分けて皆さまに御紹介して行きたいと思います。

名付けて、シリーズ「Doん子の『あの人に会いたい』

 

その第1回として、

今日は諸塚村で活動する森 祐介さんにフォーカスします。

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森さんは東京から諸塚村にIターンした移住者。

知り合いのつながりで1年半ほど前に村にやって来ました。

現在、諸塚村中心部にある「もろっこはうす」の2階をオフィスにして

一般社団法人 ハチハチ の運営をされています。

 

Q ハチハチって、何かかわいい名前ですね。

 

 諸塚村がかつて88の集落で構成されていたというところと、

「米」の文字を分解すると「八十八」になるところから発想を得てつけました。

よく蜂をとってる会社とまちがえられるんですけどね(笑)

 

Q どんな活動をしているんですか?

 

諸塚村を中心に、ハローワークでもあまり扱わないような「小さな仕事」の求人者・と求職者のマッチングをしています。例えば、椎茸や栗の収穫といった、一時的に人手が必要になる農家や、調理や袋詰めといった作業をする人手がほしい事業者の求人と、「半日だけなら働けるの」「毎週は行けないけど、単発でなら1日作業に行ける」という求職者を結びつける作業です。

 

 仕事の内容は農林業の作業が多いですが、ほかにも児童の預かりや調理作業なども事例があります。

 あらかじめ、求人者(事業者)と求職者(働きたい人)に登録をいただき、実際に仕事が発生した時に、登録求職者に連絡。双方合意に至った場合には、業務の委託契約を結んで、保険をかけた上で、実際の作業に当たっていただきます。

 (一社)ハチハチ は求人者・求職者双方からいただく登録料と利用料で支えられていて、コーディネーターの役割を果たしています。


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Q この活動が始まったきっかけや背景を教えてください。


 諸塚村は人口が約1,600人の山間部の村です。

  日本のほとんどの山村と同じように、人口減少・高齢化で人手不足になり始めています。しかも、諸塚村の基幹産業である農林業では、季節によって一時的に必要になる人手や、住んでいる・事業を営んでいる人のちょっとしたお困りごとも多いんです。

  一方で、「短時間もしくは短期間なら働きに出てもいいかな、生活費やお小遣いの足しにしたいな」という方もいます。この両者を身近な村内で結びつけようとういうのが、ハチハチの活動です。村内の所得アップにもなりますしね。

また長期的に見て、これからもっと人口が減った時に、この村の産業や営みを支えて行くには、今から地域の中で支え合える仕組みを作っておくことが大事じゃないかと。

 

Q 村の将来を考えた、いろんな可能性を秘めた仕組みですね。

 

  そうなんです。今年の夏は、村外の大学生がハチハチの求職者として、村に数日間滞在し、作業に従事してくれることになっています。この経験がきっかけになって、諸塚村に興味やつながりを持ってくれる若い世代が増えれば、また違う展開が開けてくるのではないかと思います。

 

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Q ところで、大都会・東京から諸塚村に飛び込んでみようと思ったのはどうしてですか?

 

  以前お世話になった人のご縁で諸塚にたどり着きました。

  もともと農林業に興味があったのと、いろんな人とのつながりの中で、新しいことにチャレンジしたいという気持ちがありました。ほら、諸塚村の特産・椎茸って、手間暇かかるけど、いろんな人のいろんな手が関わって、あの独特の味ができるんですよね。そこがすごくいいと思うんです。

  もう一つの動機は、ここならおいしい焼酎がしこたま飲めるから(笑)


Q 最後に、今後の展開について教えてください。

 

  とりあえず、求人側と求職側をもっと発掘することです。もともと諸塚は血縁者の中で農作業の人手をまかなってきた歴史があるので、「仕事」としてソトの人にお願いすることに慣れていません。だけど、近い将来、血縁者だけでは人手をまかなえない時期が来るのは避けられない。だから、今のうちに、誰かに仕事をお願いして農林業を続ける動機付けをしたりとか、ソトの働きたい人を紹介したりする調整役が必要なんです。 

今は、村の中、もしくはその周りにある潜在的なお仕事と、働ける人を発掘して、「ハチハチに乗っかってみようか!」という人達を増やしていきたい。全体の登録者が増えれば、季節による求職数の偏りをならしたりとか、作業のピーク時にも対応できる体制ができてくるんだと思います。



hachihachi3.jpeg

  若くて、しっかりされて、真っ直ぐなまなざしが印象的な森さん(しかもイケメン!)。これからの森さんの活躍・ハチハチの発展が楽しみです!

  以上、Doん子がお伝えしました。  

 

 ※ (一社)ハチハチへの登録に興味のある事業者・求職者の方は、ひとまず諸塚村役場企画課(TEL 0982-65-1116)まで御連絡ください。

  




日時:2018年8月 8日 08:08  投稿者:事務局

第2回宮崎草団子選手権

中山間界の新人、Doん子です。

毎日暑いですね。

 

前回、好評を博しました(?)宮崎草団子選手権。

いろんなところで「見たよ」とお声がけいただきました。

 

そこで調子に乗って、第2回!

今回は3つの草団子をご紹介。

 

トップバッターは宮崎草団子界の超売れっ子、

日南市の道の駅酒谷に売っている草団子。

坂田にe1.jpeg














道の駅横の加工場で作っている団子は、

賞味期限当日限りの新鮮が命の草団子。

店での売れ行きを見ながら、その日に売れる分だけを少しずつ追加で作ってお店に出すそうです。

店頭に出てくるや否や、お客さん達が次々と手にとって行きます。

酒谷e2.jpeg


 












甘すぎず、非常に上品で、

かなりストライクゾーン(気に入るであろうお客さん層)が広い味です。

 

 

次にご紹介するのは道の駅 とうごうで見つけた「耳川団子」

見てください、このツヤ!

もちもちと歯ごたえ満点なこの草団子は、腹持ちも抜群です。

 

tougou3.jpeg

 













また、1個100円が相場の宮崎草団子界において、

3個で230(20187月現在)というちょっとお得な価格設定も魅力。

 

 諸塚・椎葉・美郷の玄関口にあたる「道の駅 とうごう」

みなさん、ドライブの際はぜひ1度立ち寄って食べてみてください。

 

tougou1.jpeg

 

 

 




















最後に控えますは、椎葉村Mさんが作る草団子。

役場すぐそばにある直売所・八菜館しいば店で見つけました。

 

椎1.jpeg

 













お砂糖控えめで素朴な味。よもぎの香りがつぶさに楽しめます。

中に金時豆が入っているのも特徴。

お茶請けにぴったりですね。

 

siiba 2.jpeg

 

 

 












さて、第2回をお届けしました宮崎草団子選手権。

選手権と言っても、全部おいしくてDoん子には優劣がつけられません。

 


 できれば第3回もお届けしたいと思いますので、

「ここにもおいしい草団子があるよ」という方はぜひ情報を事務局までお寄せください。

 

日時:2018年7月31日 15:50  投稿者:事務局

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